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やめないためのノウハウ

「やめない」ことに関してはめちゃくちゃ自信がある

以前、こんな記事( 起業して5年が経ったので、この5年を振り返ってみました。 )を書いたらプチバズりを起こしたことがありましたが、僕は会社を作って6年半(実はメルカリよりも古い)、そこそこ長い間何度か死にかけながらも、なんとか挑戦を続けてきました。

シード期に起き得るありとあらゆる状況を経験し、それらを乗り越えてきたため、もはや今となっては「会社を続けていくこと」に関しては凄まじい自信があります。

最近良く「スタートアップはやめなければ成功する」なんて言葉も耳にしますが、それが事実あれば僕はかなり高確率で成功できるのではないかと思ってしまいます。

何故そこまで自信があるのかというと、それがノウハウとして確立できているからです。そこで今回は、この6年半を改めて振り返って、特に重要と思った3つを中心に、その「やめないためのノウハウ」を紹介させていただきます。

やめざるを得ない状況

具体的な紹介に入る前に、スタートアップの「やめざるを得ない状況」を簡単に説明させてください。

スタートアップは、
・創業者のやる気がなくなる
・応援してくれる人がいなくなる
のどちらかの状況にならない限り、そう簡単に「やめざるを得ない」状況にはなりません。

web系スタートアップは、大抵の場合「在庫を抱えない・場所を必要としない」ビジネスを始めることが多いため、起業のイメージとしてありがちな、「失敗すると多額の借金を抱えて・・・」というような状況にも滅多にならないため、実は特に創業者の「やる気」に依存するところがすごく大きくなってしまいます。

後は、やる気があっても難しいのが「誰にも応援してもらえない状況」で、これは、「1人で何かをなすのは、本当に難しい」というくらいのお話です。

つまり、これから紹介するノウハウも、「やる気を保つ」「応援してもらう」にはどうすればいいか、というお話になります。

やめないための、3つのノウハウ

1.アイディアを多く持つ

事業アイディアでも、マーケティングアイディアでも、「次の手」が100個くらいあるような状態にあると、「これがダメでも次はこれをやればいいや」と思えるので、そう簡単にモチベーションは落ちません。僕が続けた来れた最も大きな要因は、多分これができていたからだと思っています。

僕はやりたい事業アイディア(本当にくだらないもの、上手く行かなそうなものが大半です)がたくさんあるので、失敗しても次はこれやりたいな〜と思えるものが、常にたくさんありました。事業アイディアに限らず、販売や資金調達に関しても、「これがダメだったらあれ、それもだめだったらこれ」みたいなバックアッププランを20~30とか、ぱっとすぐに書き出せていたし、今でもそれは当たり前にできます。

1つの手法への執着は、失敗への恐怖にもつながるし、失敗したときのモチベダウンも激しいので、やることは1つに集中しつつも、常に頭の中にありとあらゆるアイディアを持っている、またそれを習慣的に考える癖を持つことが大事だと思います。思いつきのブレストでいいので、スプレッドシート等に「事業アイディア」「立ち上げアイディア」「販売アイディア」「資金調達アイディア」等をたくさん書き出して、ストックしておけるとよいですね。

2.時間を売るときも「どんな資産になるか」を必ず念頭に置く

「生き残るために時間を売る」というシチュエーションはかなりよくあることだと思います。そんなときにでも、ただ時間を売るのではなく、その時間が次の何につながるか、少しでもプラスになるように考えていくべきだと思います。

例えば、受託開発をするにしても、それを安く受ける代わりに、SaaSプロダクトとして転用させてもらう許可をいただくとか、極端な話飲食店でのバイトとかでも、そこでオペレーションを学んで業務改善ができれば、飲食店向けプロダクトのプロトタイプになったりもします。

そういう感じで、やることなすこと、それが次の何につながるかを意識できていると、その状況から脱却するチャンスも作りやすくなるし、次への希望になるので高いモチベーションを保つことができます。

3.資金源をふわっと確保しておく

お金がないと、やる気を保つのはすごく難しいです。しかし、スタートアップとしての挑戦の場合、どうしても最初は儲かりにくい事業に手を出すことが多く、減り続ける口座残高との戦いが多くの場合始まります。

減り続ける口座残高からのプレッシャーに負けて、早期から時間を売り始めてしまう人もいますが、それをやると今度は成功までの時間を遠のけてしまうので、あまりやるべきだはありません。しかし、余計なプレッシャーが常にあるのも、やっぱり精神衛生上よくありません。

そこで、資金源となる何かを、ふわっと確保しておくことが重要となります。(※お世話になる人を「資金源」という失礼な表現をしてしまいますが、ご容赦ください)。
いざとなったら無条件にエンジェル投資してくれそうな人、強引に仕事を作って何かを発注してくれそうな人、お金を貸してくれそうな人、AirBnB等サクッと稼ぎ始められるCtoCサービス、etc.. 等々、何かあったときにキャッシュアウト1ヶ月前に声をかけても大丈夫そうな人等々を、ふわっと自分の周りに用意しておくことで、ギリギリまで挑戦を続けることができるし、本当にやばくなったら本当に頼ることもできます。(僕は何度も本当に頼りました。。)

特に、数百万円のシード投資は一瞬でなくなるし、その間に黒字化するのはかなり無理ゲーなので、「いざとなったときの手段」は当たり前のように用意して置かなければそもそも駄目な感じもしてしまいます。

その他にも思い浮かんだ重要なことリスト

同じような人がいるコミュニティに身を置く

やっぱり孤独はつらいので、同年代の、同じようなステージのスタートアップが入居しているシェアオフィスがあったら、そこに応募してみるのはとても良いことかと思います。恥ずかしながら、僕は3つのスタートアップシェアオフィスに入居させていただいていたのですが、そこでは素晴らしい仲間に出会うことができました。皆今では出世してしまい、なかなか相手にしてもらえないですが笑、当時横で同じように苦しんでいた人たちが、大物になっていくさまを見られるのはすごく刺激になるし、励みにもなります。

小さな成功体験をしっかり自覚する、自分の変化に気づく

褒めてくれる上司がいないので、自分をしっかり褒めることが大事です。成長している限り、いつかチャンスは訪れます。小さな自分の変化に気づき、成功体験を自覚し、それらを積み上げていくことが非常に重要です。

スキルを磨き続ける

これもすごく大事です。上手く行かなかった昨日の自分と、今の自分に何か差分があれば、チャンスが生まれる可能性があります。自分に差分を作る方法として手っ取り早いのがスキルを磨くことなので、プログラミングでも、英語でも、他のなにかでも、「なにか磨いている」ということは凄い大事なことだと思います。

応援してくれる人を大事にする

超当たり前なんですが、自分一人では何もできないと自覚し、応援してくれる人のことを大事にすることは超重要です。ただし、上手くいっていない起業家は、大抵の場合人に与えられるものなんて持ってません。なので、飲み会に呼ばれたら100%出席する、とか、お願い事をされたら無料だろうが小さなことでも超全力で対応する、とか、できることをしっかりやることが重要だと思います。

常にアウトプットを出し続ける

これもすごく大事で、アウトプットを出さなければ成長もしないしスキルも身につきません。あと、アウトプットを続けている事実が、周囲から「少なくともこいつはやる気はある」という認知を引きつけるので、応援してくれる人にも出会いやすくなります。下手でもめちゃくちゃでも何でもいいので、例えばブログ記事でも、「なにか外に出す」ということはとても重要です。

以上になります。結構ありました。あと逆に、上記のような感じに当てはまる人は、やめにくい人なのではないかとも思いました。

「やめなければ成功する」と言われる所以は、きっとやめないことがそれだけ難しいからだと思います。その辺を精神論で片付けるのではなく、ノウハウとして引き継いでいけたら、僕の数年の遠回りも、少しは誰かの役に立つのではないかと思い、この記事を書かせていただきました。

何か気になることや、引っかかった点などがありましたら、是非ご意見頂けると嬉しいです!
ご一読、ありがとうございました。

※書いている中で、web系の若手スタートアップを中心としたお話な気がしました。
※サムネイル画像はスラムダンク様より拝借しましたが、こういうのってダメなんでしたっけ、、

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