競合の定義

今日からインターンが入ってくれたのですが、とてもよい感じです。

活動形態は、予め決められたタスクをこなすようなタイプではなく、月額を固定して、他のメンバーと同じように完全に組織の一員として活動してもらうとにしました。すると、今までやりたいけど手を付けられなかったことが、とても良いクオリティで仕上がってきてびっくりしました。

毎度のごとく最初にテーマと関係のない話を書いてしまいますが、社長のカバン持ち、とまではいかなくても、特定のタスクを与えるのではなく、常に自分についていてもらって、適宜仕事を振るようなかたちの採用は、初期のスタートアップでもかなり良いかと思います。

特に僕はコードも書かなければいけないため、頭も使うけど作業っぽさのあるタスク(例えば国からの融資を受ける、等)はそういったインターンのような人に任せて、確認に徹するのもありかなと思いました。

インターン側も、将来起業を考えているとかあれば、かなりそれに近い体験が得られるし、ただの事務作業まみれになるというわけではなく、また色んなことができるので飽きっぽい人にもオススメかもしれません。

今日初日だけで、雑にしかしていなかった競合調査とユーザーへの細かいヒアリングをしてもらいました。とても満足のいく結果が得られる予感がしています。あとインターンの学生さんがクソ優秀な説も濃い。

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本題に戻りますが、その競合調査を依頼する際に、改めて競合ってなんだっけ?みたいな説明とか議論をして少し注意しなければならないなと思ったことがありました。
それは以下の二点で、
・ユースケースを具体的に固めて初めて明確に競合が定義できる(電車内で使うか、オフィスで使うかだけでも競合は異なる)
・そうすると、一見対したことがなさそうなウェブサイトすら十分大きな競合に成り得ることがある。
ということです。

例えば、自分は統計を扱うサービスをやっているため、”統計”とか”データ”みたいな名前のつくサービスは「とりあえず競合っしょ!!」みたいなノリで最初は片付けていたのですが、5W1Hに沿って考えてみると、例えば我々のサービスはオフィスでPCに向かって使うことを想定しているため、総務省の”アプリDe統計”とかは全く別枠のサービスになるわけです。

その一方で、現在統計を探すのにかなり使われているのは「google検索」です。そうすると、たまに殆ど誰にも見られてなさそうな一般人のブログにたまたま統計データがキレイに載っていただけで、それは顧客のニーズをしっかり満たす大きな競合になります。

しっかり使われるサービスになるには、それがあってもなおコチラに来て検索してもらうくらい強い認識を得るなり、又はSEOを頑張って同じワードで先に検索にひっかかるようにする、とかが考えられるかもしれませんが、そのパターンは世の中に無限にあって、そういった「無数の実は大きな競合」に対してどう向き合うかも重要な問題になってきます。一見統計統計してるアプリDe統計は検索に引っかからないので意識する意味は全くありません。

そう考えると、”使われてたらすごい気がするけど、全然世の中で認知されていないサービス”も全然競合ではないことになってきます。大事なのは、今使われているサービスに勝つことです。勿論将来的にその認知が伸びてくる可能性とかがありますが、それでも真っ先に考えるべきは”今使われているサービス”の方かと思われます。よく名も無きスタートアップ同士で”あれが競合”みたいな会話も聞きますが、それはいろいろ間違いでしょう。

大事なのは、とにかくユーザーの利用シーンを超具体的にすることだと思います。
何かを検索するサービスなら、いつ誰がどこでどのようにどのワードを何を得るために使うのか、一人ひとり、一回一回のパターンに当てはめて考えてみて、初めて本当に勝たなければいけない競合が定義できるようになります。

書いてみると当たり前ですが、ついうっかり”統計”の名のつくもの全てを”競合”と呼んでいた自分への自省録でした。

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