課題解決方法の種類

サービスは基本的に顧客の課題を解決するもので、顧客のニーズとそれが満たされない原因(課題)がわかれば、あとはどの解決方法を選択して、どのように実行するかの問題になります。
 
 
例えば、
・おいしいご飯を安く食べたいけど今は高い(満たされていない欲求)
・なぜならおいしいご飯を作れる人が限られているから(満たされない原因)
・それならおいしいご飯を作れる人を高い回転率で回そう!(解決方法)
とかみたいな感じです。多分。
(俺の〜〜が生まれたロジックはざっくりこんな感じでしょうか?)

 
 

そしてそもそも今までその課題が解決されてこなかった原因は技術的、社会的要因によってその解決方法が存在しなかったからで、技術・社会になんらかの変化がうまれると、一気に解決できる課題の量が増えて、各社,各個人が一斉にとりかかります。
”ベンチャーのトレンド”が生まれる原因はこれですね。

 
 

で、IT分野に限って考えてしまえば実は”課題の解決方法”は限られているような気がしてきたので、やっと本題ですが以下に思いつく限りまとめてみようかと思いました。フォーマットは、
【呼び名】
・概要
・相性の良さそうな課題
・最近出てきた背景
・その他
です。

 
 
【クラウドソーシング】
・概要:大量の一般人に安価な仕事をお願いする
・相性の良さそうな課題:単純作業に高い人件費を払うのがもったいない、一箇所に人を集めて仕事をさせるのが大変、等
・最近出てきた背景:最近風なオーラを醸し出しつつ、じつは結構前からある??クラウドコンピューティングの浸透とか?
・その他:「知識のクラウドソーシング」はgoogleに勝つのが本当に難しそう

 
 
【キュレーションメディア】
・概要:一定のテーマをもとに似通ったコンテンツを集める(?)
・相性の良さそうな課題:検索が難しい
・最近出てきた背景:SNSの浸透によるwebの情報爆発
・その他:「最高のアマチュア」の知識が活きるのはこのやり方な気がする

 
 
【ビッグデータ解析,機械学習】
・概要:集積された大規模データから新たな発見をする
・相性の良さそうな課題:検索が難しい、情報の整理が大変
・最近出てきた背景:コンピュータの性能アップ,webの情報爆発
・その他:大企業が強そう

 
 
【スマホアプリ】
・概要:スマートフォンのアプリケーション
・相性の良さそうな課題:持ち歩くのが面倒、時間と場所にとらわれたくない、その他諸々
・最近出てきた背景:コンピュータの性能アップ、通信性能の向上、ジョブズがすごかったから
・その他:カメラ系はもう遅い感あるかも。今ならオンデマンド系とかでしょうか?

 
 
【ソーシャル〜〜、シェアリング〜〜】
・概要:SNSのAPIを使って何かをする
・相性の良さそうな課題:初対面の人よくわからない、等人の信用に関わる課題?
・最近出てきた背景:FacebookとTwitterがすごいから
・その他:もうやり尽くした感ある?

 
 

と、ここまで書いて疲れてしまったので続きはまた今度書こう。ある程度お決まりはあるけど結構まだまだいっぱいありますね。
 
もちろん、難しいし勝負が決まるのは、この”実行”の部分で、頭でなんとなくわかっているだけでは不十分で、経験と相性が重要な気がします。
が、こう考えると起業にプログラミング必須じゃないよなーとか、逆に中途半端なプログラミングじゃなんにも意味ないんだろうなーとかいろいろ思います。
もう一つ、こうして手段を整理しておけば、手段と目的の混同も防げるような気がする。
 
 
あとちょっとニュアンスが違うかもしれないですが、「個人の突き抜けた個性」も僕は重要な課題解決方法だと思っていて、エンタメ分野(”おもしろいコンテンツが見れない”みたいな課題)とかと相性が良いように思います。
 
個人の突き抜けた個性が最近になって活かされやすくなってきた背景は、シードアクセラレーターの出現で、さらにその出現の原因はAWS等々のおかげで資本力がなくてもサービスが作れるようになったからだとかでしょうか。
 
 
そしてもう一つこれを考えていて思ったのが、facebookやiphone,AWS,あとは日本のモバイル通信速度等、”圧倒的に優れたサービスはその本来の価値以外でも課題解決のトレンドを作り出す”ということ。僕もそういう事業を育てたい。

現状を直視する

みんな大好き「進撃の巨人」のなかで、アルミンはこう言いました。

「何かを変えられる人は、何かを捨てられる人だ。」

僕はこの言葉が大好きで、大なり小なり、何かを変えたいと思いながらも行き詰まった時に、「何を捨てるか」を考えるようにしています。

そしてぼくはもう一つ「何かを変えられる人」の条件として重要だと思っていることがあって、それは、”現状を直視する習慣を持っていること”です。これが出来る人は、今うまく行ってなくても多分これからどうにかできるし、そういう人は”優秀”だと思っています。

 
 

”現状を直視する”とは、事実を正確に認識しようとすることです。
例えば、ポジティブなことでは、
・将来のごく限られた可能性に対して「まだ可能性はある」と心の底から言えたり、
・細部まで分析をした上で「ここが優れている」と言える
ことで、ネガティブな例では、
・今事業の成果が全然出てない時に「このままじゃダメだ」と言ったり、
・何かプロセスに無駄が生じている時に「それは無駄だ」と言える
というようなことです。

これは、大きくバカな夢を描いている人に対して言われる「現実を見ろ」という言葉とは、響きは似ているけど意味は全く異なります。小さな可能性にその小ささを認識した上で期待することも、”事実を正確に認識すること”です。
(認識したうえでそれをどう解釈するかはまた別の問題です。)

 
 

現状を直視できる人は、課題点もわかるから、その解決方法が考えられて、事を良い方向に変えることが出来ます。ただし1つ問題があって、それは「現状を直視するのはすごく難しい」ということです。

僕自身、こんなことを書きながら良く現状から目を逸らして逃げてしまうことがあって、例えば全然ユーザーが集まっていないのに
・「でもこれはまだプロトタイプで本気出してないから〜〜〜」とか、
・「まだこれはヨコ展開すれば可能性は広がるから〜〜〜」とか、
・「ユーザーがバカだから〜〜〜」とか、
言ってしまいます。

やっかいなことに、嫌な現状から目をそらして自分を正当化する言葉はすぐに見つかるし、部外者はその言葉を簡単には否定してくれません。

現状を直視すると、基本的に悪い嫌なことは見つかります。良いことはいくつ見つかっても楽しいので困りません。ところが、悪いことは見ると嫌な気分になるので、ちょっと油断すると目を逸らしてしまいます。

 
 

現状を直視するためには、まずそのネガティブな側面を自分で許容しにいく勇気が必要です。

人から最近どうよ?と聞かれた時に、もし現状がネガティブでも正直にまずそれを言えなければならないように思います。その時はごまかしているとわかっていても、ごまかして口にしているうちに、何故か自分の気分も騙されてなんか上手くいっているような感じになってしまうことがあります。

僕は、大きく変えたいものがあって、そのためにも小さくても毎日のように何かを変えなければいけません。逃げたくなるような状況になっても目をそらさないでしっかりやろう。という自戒ブログでした。