ブラックホールの見つけ方

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先日、あいせくの代表選出のための合宿に参加したり、”自分は何がしたかったんだっけ?”的なことでもやもやしてしまっていたりで、相変わらず全く宜しくない状況なので、(特に後者に関して)考えの整理がてら、久々にブログに書いてみようと思いますた。

というか、僕は、誰も思いつかない、”普通の人の直感に反する”ようなめちゃくちゃすごい未来をつくるようなことがしたいんです。あいせくでは学生レベルだけどそれに近いことができる気がしていて、実際にそれに向けてフルコミットした結果、それっぽいことがそれっぽくデキて単純にすごく嬉しかったのを、OBとして参加した合宿を通じて明確に思い出しました。
つまり問題は”誰も思いつかないような未来をどうやって作るんだっけ?”ってとこでしたね。やっぱブログって大事。

「誰にも思いつかない凄い未来」を言い当ててきた物理。

今回の記事の題名にもしちゃいましたが、物理がまさにそれで、例を上げれば限りがないのですが、有名なもので言えばブラックホールとかもそうです。言葉自体には慣れているかたも多いかもしれませんが、冷静になって想像してみると「意味不明すぎだしSFの見過ぎだろお前!!!」なんて突っ込みたくなってしまいます。

ブラックホールに関しては、約100年前にある研究者によって「一般相対性理論が正しいなら、重力が半端なすぎて光も引きつけられるブラックホールがあるはずだ!!!」なんてとこから始まってます(多分)。そして、その後にその理論や観測がどんどん進められ、2011年にはJAXAにより「ブラックホールの位置を特定した」と正式な発表をされるに至っています。

「なんでもかんでも吸い込む恐怖の天体がある!!!!」なんて言われたってきっと大半が最初は「は????」とか返事したと思います。しかしそれは、100年後の未来には位置の特定まで行われるようになっています。物理は「誰にも予想付かない直感に反する未来(=ブラックホールの存在を確認する未来)」を言い当てています。

そもそも直感どおりの事は、すでにある何かなはず。

僕のこだわりの中には、「誰にも予想がつかない」に加えて「普通の人の直感に反する」もあります。それは、なんとなくそれがカッコいい、とかそういった感情的な理由も無くはないですが、それ以上に、
・そもそも直感できることって既にどっかで見たことの有る何かなはず
と考えていることが有ります。既に誰かがやってることとか、存在することで大金を手に入れる方法(タイムマシン経営とか)だっていくらでもあるし、経営的には正しい判断なことすらありますが、僕はそれはやりたくない。つまり直感”だけ”で「これはいい!」と多くの人が感じてしまうようなことなんてやりたくない。

物理が未来が見つける方法は、一般化→仮説検証→一般化→・・・の繰り返し

ブラックホールやタイムトラベルみたいなのが真面目に語られるようになる前の”人々の直感どおりな理論”はニュートン力学で、所謂”りんごは木から落ちる”でした。”りんごが木から落ちる”を一般化した結果、運動方程式が導かれ、その運動方程式から様々な仮説が実証され続けるのですが、それを超極小な世界に当てはめようとすると、どうしても理論どおりにいかない事がでてきます。例えば、光が運動方程式だけでは説明できない動きをしました。するとまたその現象を説明するための理論に運動方程式からバージョンアップさせる必要がでてきます。そこで出てきたのが、相対性理論や量子論で、その理論から今度はブラックホールが現れます。わかりにくいですが、これが物理が”未知の感覚に反する未来”を見つけるプロセスです。

まず、ある現象を見た時に、それを一般化します。次に、その一般化された理論から起きるべき新たな現象を予想します。すると、いくつかがあたり、いくつかが外れます。そして外れた現象を元に、またその理論をブラッシュアップし、そこで作られた新理論により、新しい現象を予想します。物理は延々とそれを繰り返すことで未来を作り続けます。

これは、他の未来をつくる様々なことに適用されるはずで、僕もいまこのプロセスの中にいます。毎日のように、予想→外す→一般化(ブラッシュアップ)→予想・・・を繰り返しています。毎回「これは絶対当たる!」と考えながら外しては、落ち込むこと無く(落ち込むとしても短期間で)すぐ次に移ります。”外すことは絶対に必要なプロセスである”から、”失敗は大事”なんです。毎回ヒットサービスを作りに行くけど、失敗に関してもポジティブなこの一見矛盾した考えはここから生まれています。「どっかで当たり始めるはず」と自信を持って言えます。

ブラックホールを見つけるためには失敗し続ける必要がある

僕は、その”ブラックホール”を見つけたいです。でもそのためにはありとあらゆる理論を作っては外してブラッシュアップして、を繰り返す必要があります。だから、今の失敗の連続は何も間違っていなくて、大事なのは足を止めないことなはずです。

変に自分を正当化してるようだけど、僕は今までの挑戦も殆ど逆転勝ちだったし、周りに無理だと言われたことも成功させてきました。これは、この考えの根本が間違っていない証で、今の会社だって走り続ける限りは、何度転ぼうとも近い将来成功するはず。大事なのはとにかく仮説検証と一般化を繰り返し続けること。誰にも思いつかない、直感に反するめちゃくちゃすごい未来を作るまで絶対にやり続けるだけ。今やっていることはそこまで間違っていないはず。

何かを自分に言い聞かせるための自己満足でわかりにくい文章を最後までご一読いただきありがとうございました。

※なんで物理云々が出てきたかは、以前読んだこんな記事がきっかけですた。
【TED】イーロン・マスクが取り組む3つのイノベーション
何か新しいことをしようという時は物理学のアプローチを使う必要があります。物理というのは、量子力学のような直感に反する新しいものを見つける方法なんです。だからそのようにするのが重要だと思っています。
らしいです。